SF

「火星年代記」レイ・ブラッドベリ 感想

ブラッドベリの「華氏451度」がとても面白かったから、他のも読んでみたくなった 地球人が火星に到達し、破壊し、また地球に帰っていく。それを様々な人、エピソード、テーマからつづっていく。各章の人々にあまり関連性はない。一話完結で、だから火星年代…

「華氏451度」レイ・ブラッドベリ 感想

めちゃくちゃ面白い。言葉が僕の好みだ。頭の中に色や感覚が浮かんでくる文章が僕はとても好きなんだ。 1984年に感じが似ている。おかしな世界のなかで主人公と仲間だけがそのおかしさに気づく、ディストピアの感じが。そして上司に敵のような味方のようなや…

「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク 感想

第一章 ペリーの黒船来訪のスケールの大きいバージョンという感じ。突然現れた自分たちとは異なり、しかも文明的に優れているものに人間はどう対応するのか。敵対派もいれば、友好派もいる。ただ、武力でドカーンと攻めてくるわけではないので、不気味でもあ…