100分de名著「法華経」 感想

かなり難しかった。

僕は仏教についてはまさに「葬式のまじない」くらいにしか知らなかった。 法華経の立ち位置については理解したが、仏教そのものがどういう教えなのかがわからないままだった。

様々なたとえ話もなるほどと思えるような、そうでないような不思議な感じがする。感覚をチューニングできないまま読み終えてしまった。 仏教について基本的な理解があれば、また感じ方も異なるだろうか。

法華経

  • 仏教

    • 紀元前5世紀、インドの釈迦を開祖とする宗教
  • 釈迦、釈尊、世尊、ブッダ

    • 仏教の開祖である人物
  • 小乗仏教上座部仏教

    • 釈尊の仏滅後にあらわれた有力な部派のひとつ
    • 厳しく長い修行をしないと覚れない
    • 出家した男性しか覚れない
    • 条件を満たした個人しか覚れない
  • 菩薩

    • 覚る前のブッタのこと
  • 阿羅漢

    • 小乗仏教では覚れるのは釈尊だけ
    • 出家し、修行した男性は菩薩の一歩手前の阿羅漢まではたどりつける
  • 大乗仏教

    • 小乗仏教の批判から生まれた部派
    • 小乗仏教は自分の悟りしか考えておらず、仏教の平等思想に反すると批判した
    • 小乗仏教以外(声聞、独覚)の人はみんな悟れる
  • 法華経

  • 等覚一転名字妙覚(とうかくいってんみょうじみょうかく)

    • 等覚(仏になる覚り)の先に究極の覚り(妙覚)があるのではなく、妙覚は足下にあるという意味