「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク 感想

  • 幼年期の終わり」を読んだときも思ったけれど、クラークの文章はとても美しい。科学の美しさというか、昆虫標本とか天体観測したときに感じる美しさを感じる
  • ずいぶん前に読んだサン・テグジュペリの「人間の大地」「夜間飛行」とかと同じ感覚だ
  • 物理学とか宇宙の科学的な知識は何もないけれど、すごく正確に描かれているのではないかという感じがする。その説得力がこの美しさの一つの要因だと思う
  • 最初、ヒトザルの話からはじまったときはなんだこれ?という感じだったけれど、月でのモノリスの発見、ディスカバリー号の宇宙探検がはじまるととても面白くなった
  • 宇宙のスケールの大きさを感じる、何億キロとか地球よりはるかに大きい木星土星。いまここから離れる感覚。
  • 映画もみたい