ムサビ通信 絵画表現Ⅰ スクーリング 感想
8/14(1日目)
また鷹の台まで来た。
相変わらず暑い。
透明のチューブや発泡スチロールの立方体を組み合わせたモチーフ。線と面で描くと前提講義で言っていたけれど、よくわからない。
どうするのが正解なんだと思いながらクロッキーをする。わからなくて楽しくない。
今日の先生は若くてユニークだった。
モチーフ自体を描くのではない。モチーフはきっかけ。
こう描くのが正解というのはない。この課題の正解みたいなのを考えなくていい
これが好きって感じでほんとに好きに描いていい
描くっていう身体行為自体を楽しんでいい、結果は気にしなくていい
何かすごく腑に落ちた。子どものころはともかく、デッサンやら課題やらこう描かなきゃいけないとか、こう描きたいというのがまずあって、それができなかったり、わからなかったりすると楽しくない。
ただただ気持ちよく描くって、久しぶりだった。
8/15(2日目)
引き続き描いていく。
何となくここが気に入らないとか、ここが好きとかはあるから、最終的にどこに行き着くかはわからないけど描き進めていける。
途中で左端の四角を立体にみえないようにした。すると、四角のなかの線が全然ちがうようにみえた。関係性でなりたっているんだと思った。
こうして描き進めていくと、だんだん今まできちんとやってきたものを壊したくなくなる。大胆に描くことができなくなってくる。
そうしたら、いったん壊す。そしてまた作り直す。こうしていくと多分ずっと描ける。いいと思うところでストップして完成ということにする。
描くときってこういうステップが皆あるような気がする。そういうのを考える講義なのかもしれない。
8/16(3日目)
変わらず描き続ける
どうしてもカラッとした感じにならないのはなぜだろう。僕が木炭使うとしっとりとした感じになる。
満足いくまで描けた。
ここをこうしてみたらどうなるだろうとかはあるけれど、それは次にやればいい。
講評
・満足感あるのがわかる
・今まで課題でこうしなきゃというフラストレーションがあった感じ
・手数が多い
・質感にこだわって描いてみるといいかも。油絵の具だったらぷっくりしてるとか、ザラザラとか絵具自体の質感
感想
・今回のスクーリングは技術というより、作品を作るための精神的な部分を教えてもらった。探究の仕方というか。
・たぶん先生によってかなりやり方が異なる。他の教室も見てまわったけれど、教室によって方向性がちがうのがわかる