2020-07-03から1日間の記事一覧

「ある男」平野啓一郎 感想

おもしろくて一晩で読んでしまった。前に同じ作者の何かを読んだときは、小難しくて読むのをやめてしまったが、これは読みやすかった ある男は本当は誰なのかを探す話。「本当」といっても妻は会って、結婚して、子どもも産んでいるので、本当も何もないのか…

「マチネの終わりに」平野啓一郎 感想

「ある男」がおもしろかったので、もう一冊手に取った 「ある男」ほどおもしろくなかった 2人がすれ違う箇所がまるでアンジャッシュのコントのようで、あまり現実的に思えなかった。 40代ってどんな年齢なんだろうな、と考えた。僕が10才のころは20才の自分…